【動画解説】とってもお得で魅力がいっぱい!株主優待のもらい方

「とってもお得で魅力がいっぱい!株主優待のもらい方」

文字解説

 株式投資に興味を持つと、株主優待という言葉を見かけると思います。
確かにお得な制度っていうのは何となく分かるけど、実際どんなものがもらえるんだろう?
また、株主優待をもらうためには、具体的にどうすればいいの?
という疑問が出てくると思います。

 そこで今回この動画では、そんな株主優待の疑問を解決していきます!

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とってもお得!株主優待ってなに?

 株主優待とは、企業が株主に自社の商品やサービスなどを無料でプレゼントすることです。

 株式投資の醍醐味である、値上がり益や配当金だけでなく、株主優待からも利益が得られるので、とっても人気のある制度です。
 また、株主優待は企業の宣伝にもなるため、株主優待から人気が出て株価があがる、なんて事もあります。

 現在、株主優待を行っている企業は増えていて、株主優待を実施している企業数は1500社を超えています。
 これは全上場企業、約3800社の4割にあたります。

株主優待でこんなモノがもらえる!

 株主優待について分かったところで、実際にどんな株主優待があるのか気になりますよね?
 実は、いろいろなモノがゲットできるんです!

 例えば、マクドナルドは商品の無料引換券がもらえたり、ガストなどのレストランを全国展開しているすかいらーくホールディングスは、レストランで使える食事券がもらえます。

 また、ショッピングセンターやスーパーを全国展開しているイオンは、買い物した金額の何%かをキャッシュバックしてもらえるので、イオンでよく買い物する人にはお得な株主優待ですね。

 その他にも、食品詰め合わせや、グッズ詰め合わせなど、自社商品の詰め合わせをくれる所もあります。

 あとは使い勝手の良いクオカードやお米をくれる会社もありますよ。

 こんなふうに株主優待をもらえると、その会社が好きになり、ファンになってしまいますよね!

 だんだん株主優待が欲しくなってきましたか?
それでは、具体的にどうすれば株主優待をもらえるのかを解説してきます!
ちょっと難しい用語が出てきますが、株主優待をゲットするために大切なのでぜひ覚えておいてください。

どうすれば株主優待をゲットできるの?

 まず、株主優待をもらうにはいくつかの条件を満たす必要があります!

 例えば、最近ではコロナの影響もあり大きな値動きになったのが、バイオの研究や新薬の研究開発をしている株です。

 そのため、まずは欲しい株主優待をもらえる条件を、銘柄情報などから確認しましょう。  基本的にはこの3つの項目をチェックすればOKです!
 一つずつ見ていきましょう。

①必要な保有株数
 株主優待を受け取るためには、株数に注意が必要です。
 なぜなら、会社によって株主優待を受け取るために必要な株数が違うからです。
 100株からという会社が多いのですが、中には200株や500株持っていないとダメという会社もあります。
 とにかく株主になればOKというわけではないため、注意が必要です。
 目当ての株主優待を見つけたら、必ず株主優待を受けるための株数をチェックしておきましょう。

②必要な保有期間
株数だけじゃなく、長く株を持っていないと株主優待がもらえなかったり、
持っている期間によって、もらえる内容が違う場合もあります。
 なので、継続保有期間が定められているかどうかの確認は忘れないようにしましょう。

③株主優待の「権利確定日」
 株主優待をもらえるタイミングは決まっていて、この日までに株を持っていなければいけない、というルールがあります。
 それのルールで重要なのが「権利付き最終日」「権利確定日」「権利落ち日」です。
 この3つを知らないと、「株主優待が目的で株を買ったのに、もらえなかった!」といことになってしまうかもしれません。

 ちょっとややこしいのでこちらの図を使って説明します。

 株を買うと株主になれます。ですが株は取引所で自由に売買されるものなので、会社側は誰が株主なのかを常に把握しているわけではありません。

 そのため、誰が株主なのかをはっきりさせる必要があります。それが「権利確定日」です。つまり、株主優待獲得の権利が確定する日のことです。権利確定は、株主名簿というものに名前が載ることで、この株主名簿の記録を頼りに株主優待が送られるわけです。

 ただここ気を付けなければならないことがあります。実は、株の取引は売買が成立した時点では、株の権利を得たことになりません。これは株の売買代金の支払いと受け取りが、取引をした2営業日後に行われるからです。なので権利確定日の2営業日前までに買う必要があるんです。

 この権利確定日の2営業日前のことを「権利付最終日」と言いますが、この日までに株を買うと、株主優待をもらうことができます。なので翌日のことを「権利落ち日」といいますが、権利確定日を1日でも過ぎてしまうと、株を買っても株主優待をもらうことはできません。

 つまり、次の権利確定日まで待たないといけないということです。
この権利付最終日はネットの検索でも簡単に確認することができるので、必ず確認しましょう。

 そして最後に魅力たっぷりの株主優待ですが、気をつけるべきポイントもあります。

投資先として本当に魅力的なのか?

 株は常に上がったり、下がったり値動きがあるものです。なので株主優待を目当てに投資する場合でも、株自体の値段が下がってしまえば、株主優待で得られる利益を超える損が出てしまう可能性もあります。

 株主優待を目当てに株を買うのがダメという訳ではありませんが、
単に株主優待が豪華だから買うのではなく、しっかりとその企業の財務状況や事業内容、また株価チャートなどをチェックし、その株を今買っていいのか、ダメなのかを判断しましょう。

  

今回のポイント!

・株主優待とは、企業から株主へのお得なプレゼント
・株主優待をもらえる条件をチェックする
・株主優待が目当てでも株価の動きの方が重要

 どうですか皆さん?このお得で魅力的な株主優待が欲しいな~となってきましたか?
 ぜひ株式投資をするときに、この企業には株主優待があるのかな?と調べてみて、 楽しみながら株式投資をやってみてください。

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