お天気と株価の関係を考える
儲けたい人はプロの意見でなく、天気を見るべき?
昔から株式投資で興味深い話が言われています。専門家の意見を聞くよりも天気や気温に注目した方が儲けられるというものです。例えば、気温が上昇するとお酒を飲みたくなった経験はありませんか? つまり、キリンHDやサッポロHD、アサヒGHDの業績が良くなると連想できます。
つまり、銘柄には天候により利益を稼げる季節があるという仮説が立てられます。ところが、実際は気温が上昇したといっても単純に株価が上昇する訳ではなさそうです。次のキリンHDの図表をご覧ください。

8月頃はお盆休みなのか株価が下落しています。ここからみると夏=ビール売れるという単純な話ではなさそうです。夏が猛暑であっても、3~4月が冷夏であれば、平均すると通年を通すと平年通りだったりするからです。
それでは、実際どのような場合に株価が上がるかを見ていきます。
事例その1 気温が上がる季節は株価が下がる
「気温が上昇すると株価が上がりにくい」ということが分かっています。実際日本の株価は7~9月にかけて上がりにくくなっています。逆に気温が下がる11~4月ごろにかけて気温が上がりやすい傾向にあります。
株のプロに株価の情報の話を伺うことほど無意味なことはなさそうです。本当に先を見渡せるのでしたら、自身で取引を行うはずですし、情報を外部に伝える愚かなことはしないです。プロに聞くぐらいなら気象予報士に「明日の天気を教えてもらう」方がきちんとした答えが返ってくるというブラックジョークがあるくらいです。
仮説その2 雲が少ない日ほど株価は上がりやすい
筑波大学の加藤英明さんの「天気と株価の不思議な関係」によると、「晴れの日ほど株価が上がりやすい」と明らかにしています。加藤さんによると、晴れの日に株価が上昇することを「晴天効果」と表現しています。
晴れると気分がよくなるのは、心理学的にも正しい考察だと言われています。夏などの気温が上がる季節になると気分が良くなる傾向にあります。国民性もありますが、ブラジルの友人はとても陽気で元気をもらったりもしました。
これを心理学的には「気分一致効果」といわれ、人の行動特性にも表れています。「ヒトは、気分がよいときにはポジティブになり、気分が悪いときには、ネガティブになる」という行動に現れるようです。
結論からいって、晴れの天気になると気分がよくなって株価が上がる、曇りや雨の日が続くと気分が萎えて株価が下がるという仮説が成り立ちそうです。
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