相場格言 その8 頭と尻尾はくれてやれ
相場格言 その8 頭と尻尾はくれてやれ
相場格言について、今回で8回目になります。今回の言葉は「頭と尻尾はくれてやれ」です。株式投資を行うと1円でも高値で売りつけようとして、売りどきを逃してしまうことは多々あります。購入時も同じです。1円でも安く買おうとして買い時を逃してしまうことも多々あります。売買するタイミングが見つかったら、すぐに購入すべきという先人からのアドバイスなのです。
詳しく解説
株式投資で売買を行うときは緻密にやりすぎてはいけません。例えばトヨタ自動車を6000円近辺で購入しようとしたとき5990円まで待とうとし、5995円までした下がらないことがあります。こういうときあまり緻密に値段を決めてしまうと売買が成立しなくなってしまいます。逆に6500円近辺で売却をするとき、6550円で売却をしようとしていたとします。そのとき株価は6545円までしか株価が上がらないことがあります。
株価は生き物です。自分の思惑通りに株価が近づかないことは多々あるのです。ですので、細かい端数はくれてやれという思いから、魚の頭と尻尾に例えて、そのくらい目をつぶれという言葉が生まれたのです。株式投資を肌感覚でやれば分かりますが、あまり買い物のときのように1円単位で細かくやりすぎるのは時としてナンセンスなのです。
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国を挙げて推進されてきたクールジャパン政策だが、税金の無駄遣いや公的資金投資の失敗が相次いでいる。とりわけ悲惨なのが映画産業で、全く成果を上げられないどころか50億円近い赤字を垂れ流す壊滅的な状況だ。巨匠ヴィム・ヴェンダースからの言葉をきっかけにこの問題を長年追いかけてきた映画プロデューサーが、元凶である官民の癒着と不正を暴くとともに、世界各国の成功例を基に、あるべき政策を提言する。