相場格言その5 5月に株を売れ

相場格言その5 5月に株を売れ

 導入部分

 株式投資格言について、今回で5回目になります。今回の言葉は「5月に株を売れ」です。欧米では、「Sell in May」とも言われています。統計的なデータはありませんが、歴史的に古くから言われています。もちろん毎年当てはまるわけではありませんが、的中する年もあるのも事実です。こちらについて詳しく解説したいと思います。

岩井コスモ証券

 詳しく解説

 逆張りの魅力は、株式を割安で購入できることです。優良企業の株価が安くなると魅力的に感じます。しかしながら、どこが底かの判断をするのは容易ではありません。たとえ、年初来安値を割り込んだとしても、さらなる2番底、3番底も容易にあるからです。一方で、底を確認してからの購入はとても難しいです。株価の下落には、受給の悪化や業績の悪化、ファンドの売り攻勢、市況の悪化など挙げたら切りがないからです。下げ相場の底をどう判断するのがよいかを自分自身で判断しないといけません。

 一般的には1月~4月まで上昇相場、5月から9月頃まで下落していくと言われています。但し、9月以降相場が底入れをすると言われています。英語で、「But remember to come back in September」という言葉もあるくらいです。2020年に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響により、上記の相場格言は、見事に外れてしまいましたが、例年は基本的に当てはまる年が多いようです。

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