相場格言その4 「落ちてくるナイフはつかむな」
相場格言その4 落ちてくるナイフはつかむな
導入部分
株式投資格言について、今回で4回目になります。今回の言葉は「落ちてくるナイフはつかむな」です。基本的に株式投資は、順張り(上げ相場)が基本戦術になります。一方で、筆者も含めて逆張り(下げ相場)を好む投資家もいます。かの村上氏も逆張りを選択されているそうです。下げ相場は底が見えないことが多いことから、自分自身で底を割ったことを確認しなければいけません。そのため先人は、苦言を呈したのかもしてません。
詳しく解説
逆張りの魅力は、株式を割安で購入できることです。優良企業の株価が安くなると魅力的に感じます。しかしながら、どこが底かの判断をするのは容易ではありません。たとえ、年初来安値を割り込んだとしても、さらなる2番底、3番底も容易にあるからです。一方で、底を確認してからの購入はとても難しいです。株価の下落には、受給の悪化や業績の悪化、ファンドの売り攻勢、市況の悪化など挙げたら切りがないからです。下げ相場の底をどう判断するのがよいかを自分自身で判断しないといけません。
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