菅首相退陣、五輪強行&コロナ対策失敗がトドメ

菅首相退陣、五輪強行&コロナ対策失敗がトドメ

 導入部分

 菅首相は自民党の総裁選への不出馬を決め、任期満了による退陣を決断します。コロナウイルスの新規感染者が過去最高を更新し続ける中、東京五輪・パラリンピックの強行を決断。1年足らずで支持率が危険水準に到達し、議席を失うことへの危機感から自民党内で菅おろしが水面下で深刻化し、一部の憶測で総裁選へ出馬のための推薦人20人すら集められなかったとの憶測も飛び交っています。(2021年9月4日)

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 詳しく解説

 菅首相は1年前の2020年9月に安倍前首相の保守路線を継承する形で政権がスタートします。政権発足当時、菅首相への期待感から政権の支持率は70%近くありました。ところが、2021年1月から再度緊急事態宣言を発令、新規感染者の抑え込みに苦慮していました。

 菅首相が国民との意思疎通がうまくできなかった背景には、東京五輪・パラリンピックの強行が最大の要因となっています。感染抑え込みというブレーキと五輪開催というアクセルを踏むというチグハグな政策が感染症抑え込みへの誤ったメッセージを発信。結果人流が増加し、インド由来のデルタ株を世に放ち、医療崩壊を招くのです。首都圏で10万人を超える自宅療養者は、五輪を強行したことによる、間接的な後遺症になっているのです。

 9月に入ってから、事態は急速に動き出します。安倍元首相と小泉進次郎環境大臣から、衆議院の解散をしないように進言を受けます。結果総理の専権事項であった解散カードを封じされ、選択肢が狭まります。退陣を決断する1日前の2日には、麻生副総理と大喧嘩になったとの話が伝わり、安倍元首相からの支持が得られなかったこともトドメになったようです。

 9月3日、菅首相は退陣を固めたと報じられると日経平均は急激に上昇、前日比584円60銭(2.05%)高の2万9128円11銭で終えています。

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