今後も続く? コロナで居酒屋店の大量閉店

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、大手飲食店の閉店が相次いでいます。外食大手のコロワイドは、居酒屋業態を中心に不採算店196店を閉店すると明らかにしています。コロワイドは居酒屋「甘太郎」や焼肉店「牛角」など、さまざまな分野の外食店を展開しています。

 ファミレスを郊外中心に全国で展開するジョイフルは、約200店を7月から順次閉め、居酒屋大手のワタミは、「ミライザカ」や「和民」などを中心に65店を閉店、つぼ八は、12店舗を閉店すると明らかにしています。

 コロナウイルスをきっかけに客足が鈍ったことにより、赤字店舗の閉店を余儀なくされています。

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 飲食店の閉店の傾向は、コロナウイルスが収まらない限り、閉店ラッシュの動きは続いていきます。1つ目の理由は、歓送迎会などの宴会を自粛する動きが続くこと、2つ目の理由は、若者のお酒離れが続いていること、3つ目の理由は、少子高齢化で人口減少が続いていることなどが挙げられます。

 投資先として、飲食店は大きなリスクになる反面、ITなどを駆使し、収益改善を図ることができた企業は、将来の投資先として有望な可能性があります。

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