孫正義個人負債6600億円、ソフトバンク終わりの始まりか?
孫正義個人負債6600億円、ソフトバンク終わりの始まりか?
ソフトバンクグループ(9984)の創業者の孫正義社長が、会社への負債が47億ドル(約6,600億円)にのぼっていると報道されています。ソフトバンクGへの多額の負債が原因で会社がおかしくなると、日本全体に大きな影響が出る可能性も懸念されます。特に筆頭株主の孫さんが株を手放すと大きく株価が下落することが危惧され始めています。
孫さんが「SBノーススター」の負債3/1を負担
ソフトバンクグループ傘下の上場株投資運用子会社「SBノーススター」が60億ドルに上ると懸念されています。そのうち3/1について、孫さんが個人保証することが必要だとされています。ただ、金額にすると20億ドル規模に上ります。最近では、ソフトバンクGの投資先であるFTXが破綻したことにより1000億円規模の損失を被ったとの報道があります。ちなみにソフトバンクGは、内訳を明かしてはいませんが、FTX側によるとソフトバンクの出資規模が、1000億円程度になると明かしています。
孫さんがビジョンファンドなどにも出資
孫さんは、ソフトバンク・ビジョン・ファンド「2号ファンド」と「アメリカファンド」などにも出資ています。その出資額は帳簿上で行われており、実際に現金は差し入れておらず、ソフトバンクGの負債という形で表れていると言われています。この借入金が大きい状況で、最近ではFTX以外にも様々な出資先で、損失が相次いでいるとの報道が続いています。
孫さんの純資産約2兆8,000憶円あまりの金額のうち95%がソフトバンクグループの株式で構成されているそうですから、銀行などへ差し入れている株の価値が下がることは、孫さんの死につながります。2020年にコロナショックが発生したとき、ソフトバンクGの株価は、日経平均と連動し、株価が大幅に下落し、銀行などから株などの追証を要求されたとの話もあったほどです。
その時は上場廃止にするかといった話になりましたが、日経平均が盛り返したことで、ソフトバンクGは難を逃れたそうです。なので、ソフトバンクGの株価が下落するときは、株価を維持させるため、株主還元にあたる大量の自社株買いを繰り返しています。その資金は、虎の子である中国のアリババグループです。アリババ貯金を吐き出して、出資比率は6月時点の23.7%から14.6%に下がっているようです。
孫さんはもう限界か?
孫さんは、2023年2Qの決算会見を最後に、今後決算説明会に出ないという方針を明らかにしています。孫さんは投資先で数兆円規模の巨額の赤字を出しているだけに、このタイミングで投資家への説明を辞めることには多くの方が疑問を抱くことでしょう。それだけ、孫さんは追い詰められている可能性が出てきていると考えられます。アームの案件に集中するとのことですが、孫さんが日本全体を巻き込んだ壮大なアドバルーンは、破裂の危機を迎えようとしています。
孫さんが退任するときは、ソフトバンクは終焉を迎えることになります。残された時間はそう長くない可能性もあります。
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