しまむら、コロナ禍で業績回復鮮明

しまむら、コロナ禍で業績回復鮮明

 導入部分

 コロナ禍でしまむらの業績回復が鮮明になっています。外出自粛で駅前人口が減少する中、密になりにくい郊外型のロードサイド型の店舗に客が流れ込む構図になっているのです。しまむら=やすいだけという以前からあるイメージの改善と合わせて、利用者のニーズを上手く捉えたことが、業績回復に寄与しているのです!

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 詳しく解説

 しまむらの戦略は、15,000世帯程度の小商圏を前提に出店を展開するとの方針を明らかにしています。それだけ、ロードサイド(郊外)を意識していると言えるでしょう。ちなみに、牛丼チェーンでも駅前に集中する吉野家、松屋は業績は不調でしたが、郊外に店舗が多いすき家の業績は、減収幅が少なかったほか、ワークマンやニトリなどの郊外型の店舗の業績も良かったことからもうかがえます。

 2022年9月に発表された最新の2022年2月期第2四半期(2~8月)の成績も、売上高が2845億円(前年同期比11.9%増)、営業利益が253億円(同58.6%増)、最終利益が174億円(同65.6%増)と、利益ベースでは5割増と絶好調なんです!

 引き続きPB、サプライヤー共同開発商品が成功したほか、インフルエンサーやキャラクターを駆使した企画商品が客数増加に貢献しました。また、在庫管理を徹底したことも寄与しています。株価もこの業績の寄与の影響で株価はコロナ前の1万2000円に迫る、1万800円を回復。その後9800円付近で推移しています。

 ただし、ロードサイド型の店舗では長期的な成長は見込めません。今後長期的に人口減少が進む中で現実路線としては、中国やインドなどのアジアに目を向ける必要がありそうです。ユニクロを展開するファーストリテーリングは海外の売上比率が4割を超えているため、国内の影響を最小限で抑えることが出来そうです。このロードサイド型のビジネスモデルを海外展開に生かせるかにしまむらの将来がかかってきそうですね。

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