投資の基本その2 株式市場とはなんなのか知ろう
導入部分
株式市場とは、会社の所有権の一部を売買するところです。ソニーやソフトバンクのように日本を代表する会社もあれば、まだ上場したてもほやほやの会社もあります。多くの会社は投資家から資金を集めるために上場しています。集めたお金を使って、色々な事業に投資して、儲けを増やそうと努力するのです。
詳しく解説
株式市場はいろいろな心理が凝縮された場所です。株価が決まる要素には沢山ありますが、一番大事なのは会社の状態です。会社は利益を出しているか、成長しているか、優秀な人はいるか、今話題のESG投資に取り組んでいるか、魅力的な業界かどうかなどがあります。
また、会社の業績以外にも色々な要因で株価は動きます。投資を行うのは人なので、市場全体がパニックになっている時は売られる要因になります。そのほかにも日本の経済は成長しているか、人口は増えているか、財政赤字は増えているか、失業率は上がっているかなどの要因でも株価は影響します。株式市場は経済のバロメーター的な役割を担っているので、景気の温度感を知ることもできるのです。
【関連リンク】
・新生銀行・SBIの提案拒否、既得権にしがみつく経営陣
・相場事例その2 無策な経営者に沈んだパイオニア
・証券口座開設で株式投資デビュー!
・第6級 その2 世界の時価総額企業を知る
・経済ニュース その1 リーマンショックを振り返る