経済ニュース その3 GDP過去最悪のマイナス成長、-27.8%
経済ニュース その3 GDP過去最悪のマイナス成長、-27.8%
導入部分
新型コロナウイルス感染症の影響により、日本経済は、大幅に低迷しています。内閣府は、年率換算で過去最悪の-27.8%になったと発表しています。中国が世界中にばら撒いた新型コロナウイルス感染症による影響で米国や欧州を始めとして都市封鎖が実施されるなど停滞しています。日本も4月7日に緊急事態宣言を実施し、経済の低迷は混迷を深めています。
詳しく解説
内閣府は2020年8月17日、国内総生産(GDP)の速報値を発表し、過去最悪の-7.8%(年率換算で-27.8%)を記録したことを明らかにしています。新型コロナウイルスによる影響で、4月7日に緊急事態宣言を発出した影響により、経済が大幅に落ち込んだ影響が幅広い業種に及んでいます。GDPの落ち込み度合いは、リーマンショック後の1~3月期の年率-17.8%を大幅に上回る戦後最悪の規模となっています。

内閣府によると、GDPについて、緊急事態宣言の影響で特需があったパソコンやエアコンなどは増加に寄与した一方で、外食や旅客運送、娯楽サービス、宿泊など幅広い業種に及んでいます。特に外出自粛の影響により、個人消費が大きく落ち込んでいることが影響し、統計が遡ることができる1955年以来過去最悪の水準となりました。 また、輸出に区分される、訪日外国人観光客がほぼ消滅した影響や、国内の産業を支える自動車産業の輸出が大きく落ち込んだことが影響しています。日本経済は、内需・外需ともに消失するという過去に類を見ない状況となっています。
国を挙げて推進されてきたクールジャパン政策だが、税金の無駄遣いや公的資金投資の失敗が相次いでいる。とりわけ悲惨なのが映画産業で、全く成果を上げられないどころか50億円近い赤字を垂れ流す壊滅的な状況だ。巨匠ヴィム・ヴェンダースからの言葉をきっかけにこの問題を長年追いかけてきた映画プロデューサーが、元凶である官民の癒着と不正を暴くとともに、世界各国の成功例を基に、あるべき政策を提言する。