経済ニュース その10 90年代のITバブルはなぜ起こったのか?

経済ニュース その10 90年代のITバブルはなぜ起こったのか

 ITバブルは、米国で1995年頃から始まります。きっかけはビルゲイツ氏が創業したマイクロソフト社のWindows95が飛ぶように売れたことで、世界中がグローバルにつながるとの期待があったからです1990年代当時衰退した自動車産業に代わり、IT企業が新たに産業をけん引するとの期待感が高まっていました。

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 詳しく解説

 ITバブルは、米国から始まり多くの新興企業を生み出します。当時マイクロソフトの時価総額は、6000億ドル(60兆円)を超え、ビルゲイツ氏は世界一の富豪にのし上ります。当時米国ではITベンチャー企業が多く立ち上がり、第2・第3のビルゲイツを目指して、奮闘し、世界中から多くの資金が集まるのです。その流れは、日本のITベンチャーにも波及します。

 その中でも、最も上昇した銘柄の1つが光通信です。同社は1988年に創業したITベンチャーです。ピーク時には約24万円の高値を付けていました。しかしながら2000年に入ると、ITバブルが崩壊し、光通信は20営業日連続ストップ安となるなど、IT関連銘柄は大暴落していきました。日本では、その他にソフトバンクや、ヤフージャパン、NTTドコモなどがITバブルに乗って株価をけん引していました。

 ITバブルが崩壊しあ要因には、主に3つの要因があります。1つ目は、Windows95などのPCが行き渡りすぎて、飽和状態になったことです。PCは壊れにくい製品ですので、徐々に過剰在庫が積みあがっていきます。2つ目は、株価水準があまりにも高すぎたことにあります。ITベンチャーへの期待感が先行していましたが、実態が伴っていなかったことが指摘されてます。3つ目は、IT企業の決算が蓋を開けてみたら、赤字決算で実態が伴っていなかったことです。特にIT企業の場合、反社などとのつながりや有価証券への虚偽記載などが明らかになり、暴落していく銘柄もありました。

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