第7級 その7 購入前に注意してほしい株

第7級 その7 購入前に注意してほしい株

 導入部分

 株式投資を始める前に注意してほしい株を紹介します。株価が100円を割り込んでいる銘柄、社名を意味もなく何度も変える会社の株の購入は控えるのが無難でしょう。

【DMM 株】口座開設

 詳しく解説

 株式投資を始める前に注意してほしい銘柄には2種類あります。①株価が100円を割り込んだ銘柄に注意すること、②社名を意味もなく何度も変える会社に注意することの2点です。

 ①100円を割った銘柄についてなぜ注意が必要なのかというと、市場では倒産株価と呼ばれているからです。100円を割った銘柄は上場廃止リスクが高いという判断が下されます。そのため、多くの機関投資家は、100円を割った銘柄は強制決済する規定が社内で設けられています。100円を割った銘柄は、ほとんど個人投資家の売買のみになります。

 ②社名を何度も意味もなく買える銘柄に注意が必要な理由は、詐欺や行政処分などが言い渡され、現在のブランドで維持できなくなったパターン、ブランドを変えた体で以前の問題の社名と別の印象を投資家に与え、株の購入の判断を誤ってしまうからです。特に株価が100円を割り込んだ銘柄で何度も社名を変えている会社は要注意です。

 社名変更は、ネット証券の取引注意情報にも上がってくるので、すぐに把握できます。とはいっても、古い情報は会社のホームページから削除される可能性もあります。そんなときは、四季報や会社に電話をして確認してみるといいでしょう。

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