第7級 その3 購入前に注意するべきこと

第7級 その3 購入前に注意するべきこと

 導入部分

 株式投資を行う前に2つの注意点があります。1つ目は、株価が100円を割り込んでいる銘柄の意味を知ることです。2つ目は、社名を意味もなく何度も変更を繰り返す銘柄です。特に注意すべきは、2つのことが重なった場合です。このケースの場合、大概は該当企業が上場廃止を免れるため、投資家から資金を募った後、株式分割や株式併合を繰り返し、素人の個人投資家を騙すからです。詳しくは詳しく解説で説明します。

 詳しく解説

 まずは、株価が100円を割り込むことの意味を説明します。多くの機関投資家は、投資を実施する際に社内規定を課されています。その1つが100円を割り込んだ銘柄については、強制決済を行うことが、大多数の運用会社の社内規定にあるのです。そのため、100円を割り込むと、多くの機関投資家は、強制的に決済を行うことになります。つまり、100円以下の銘柄には、機関投資家のやり取りがほとんどなく、個人投資家のみのやり取りとなります。

 つぎに、社名を何度も変更する銘柄について、説明します。もちろん、ホールディングに移行する場合、合併などの場合にも社名は変わります。しかしながら、業績が低迷したことを隠すために、2回も3回も社名を変更するダメな企業も多数存在します。企業の象徴たる名前を変えるのですから、基本的には怪しい企業だと考えるのを押さえておいてください!

 企業の社名変更は、日本取引所グループの商号変更会社一覧で確認できます。

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