第7級 その1 株とは

第7級 その1 株とは

 導入部分

 株とは、会社が事業を起こす際に発行する証書です。株主から必要となる資金を投資家から賄います。会社が利益を上げたとき、その利益の一部を受取る権利を得ることができます。

 基本的には毎年、決算期末に配当金を発行する形で行われます。なお、株式を購入することで、購入した会社を所有することができます。オーナーになるとも言えます。

 株は、一般的に返済の必要がない自己資金を指します。会社が利益を積み上げることで、企業価値が上がり、売却時の利益を見込むこともできます。

 詳しく解説

 あなたの知っている会社の多くの企業は、はじめは小さな企業からスタートしています。例えば、ソフトバンクの場合、最初は福岡県大野城市にコンピュータ卸売事業を手掛けることを目的に設立されています。設立時、孫正義社長は、みかん箱の上の壇上で、従業員数人に対して、「我社はいずれ世界を代表する会社になる」と宣言したことで失笑を買ったそうです。今では、日本を代表する一大グループを築いていますが、その当時の人には孫社長の話が夢物語に聞こえたのかも知れません(笑)

 孫氏のように優れた社長がビジョンを持って経営に臨むことで、事業は大きく成功するきっかけになります。一方で、経営には大きなリスクを伴います。こちらに関しては、7級その2 株式の始まりで詳しく解説します。

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