第6級 その6 過去に逮捕された経営者を知ろう

第6級 その6 過去に逮捕された経営者を知ろう

 導入部分

 上場している企業には、過去に粉飾決算などの犯罪を犯した経営者がいます。時の風雲児に祭り上げられた人物、日本を代表する大企業の社長などものすごい経歴の人物が実は犯罪に手を染めているケースがあるのです。株式投資道場では、過去に経済犯罪など株主の利益を毀損させた経営者を見ていきます。

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 詳しく解説

 経営陣の経歴を知ることはとても重要です。特に過去に粉飾決算などに関わっていた経営者には基本的に投資をしたくないのが心情だと思います。特にサラリーマン経営者で、内部政治で勝ち上がった経営手腕は最悪です。そんな経営者は、株主にいい顔をしようと無茶なノルマを課したり、それもダメなら最終的に粉飾決算などに手を染めるのです。株式投資道場では、氷山の一角ではありますが、犯罪が明らかになった事例を紹介します。

 次の表を御覧ください

 上記の表を見ると、ほとんどがサラリーマン社長です。堀江貴文氏は創業社長で逮捕された理由も、政治色が絡んでるので、真偽の程はわかりません。一方で、逮捕された経営者の殆どが東大などの一流大学を出て、サラリーマンをしながら、社内政治などに長けてトップに上り詰めた人たちです。事業の将来性や事業の創出などができる能力がない人たちばかりです。

 特に最悪なのがイトマン事件で逮捕された住友銀行の磯田一郎氏です。3000億円を闇の世界に融資し、お金を蒸発させ、日本が失われた20年・30年と日本を転落させるきっかけを作った人物です。平成時代そのものが、経済的には低迷した時代となってしまいました。背景には、イエスマンのみで固めたことで、都合の悪い意見を封鎖したことが結果として、日本を低迷させることになったのです。

 ダメな船頭の元にいると、どんなに優良企業でも腐っていくということが分かります。特に犯罪に手を染めた経営陣には投資をする際は、よく気をつけてください。株式投資道場では、情報を掴んだ段階で随時更新していきます。

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