第5級 その2 東証の上場区分の変更について
第5級 その2 東証の上場区分の変更について
東京証券取引所は、主に4つの上場区分に分類されています。東証1部、東証2部、東証マザーズ、ジャスダックの4市場です。この区分が、2022年4月からプライム、スタンダード、グロースの3市場に再編されます。現在の区分の位置づけと、今後の3市場の位置づけについて解説していきます。
詳しく解説
12月29日時点で東証1部には、2186銘柄が上場しています。東証2部には476銘柄、東証マザーズには345銘柄、ジャスダックには705銘柄が上場しています。東証1部には実に約7割が上場しています。東証1部に上場するには、時価総額250億円以上、売上高100億円以上など厳しい基準が課されています。詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

新規に市場区分に変わる際、プライム市場に該当できない銘柄が約600銘柄あるそうです。それだけ現在の東証1部への上場基準が曖昧であったことが言われています。また、TOPIXへの算出基準も見直しが行われる予定で、2025年までに指数に影響が出ないように徐々に算出銘柄から除外されていく形となります。それまでに、基準を満たさない約600銘柄には改善を促していく方向となります。新旧の上場基準を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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