第4級 その1 PERを知ろう
第4級 その1 PERを知ろう
導入部分
PERとは株価収益率のことを言います。日本の上場企業の平均値はおおよそ15倍と言われています。これを基準に高いか低いかを見ていきます。但し、PERには業界などによっても大きく乖離があるのでその点を注意しないといけません。ではこれから詳しくPERについて解説します。
詳しく解説
PERとは将来の業績(今期の業績予想など)を元に算出されることが一般的です。そのため、PERが割安だったとしても、将来の業績予想がより悪化するの出るのならば8倍だったとしても割安とは言えません。一方で、PERが25倍であったとしても、将来の収益がより拡大すると予想できれば、より買いと言えるのです。
また、PERが100倍を超えるなど株価が加熱していることがあります。こうした銘柄には手を出さないようにしましょう。PERは業種などによっても適正値は異なってきます。例えば銀行などのように将来の成長性が乏しい業界はPERは低くなる傾向があります。PERを見る時は、該当銘柄のみではなく、同業他社のPERと比べてみる必要があります。
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